原因を把握し対処する
もしあなたが、自分で自分の体臭に気付いているなら、周りにいる他の人にも相当な迷惑をかけている可能性があります。
「自分の臭いは分からない」のページでも触れておりますが、自分では自分の臭いが分からないことも多いものです。それは、毎日のように同じ臭いを嗅ぐことにより、嗅覚がその臭いに鈍感になってしまうことがあるからですが、もし自分で自分の体臭が分かるというのであれば、その臭いが最近発せられるようになったか、あるいは毎日嗅いでも臭いが分からなくならない(鈍感にならない)ほどの強いものであるかの、どちらかであると考えられるからです。特に後者である場合は、周りの人も同じように強い体臭を感じている可能性があるという訳です。
体臭はその原因によって、加齢によるもの・ワキガなどの体質的なもの・発汗によるもの・タバコや食事などの摂取によるもの・・・などがありますが(他にも様々な体臭の原因があるのですが、それについては「体臭の原因は様々」のページでも触れておりますので、ぜひご参照ください)、いずれにしても、周りの人にとってはどうしても不快な臭いになってしまいます。「体臭にまつわるエピソード(その7)」の内容にあるような、他の人にとって心地良い体臭という事例は、基本的にはあまり聞かないものです。ましてや、親や兄弟姉妹ではなく、全くの他人の体臭など、よほどその人に好意を抱いていない限りは、あまり簡単に受け入れられるものではないでしょう(件のエピソードの場合、相手が「大好きだったおばあちゃん」ということで、心地良く受け入れられているという訳ですね)。
ともあれ、ここで言いたいことは、実はどんな体臭であっても、そしてどんな原因であっても、基本的にはその原因を把握し、きちんと対処することにより、改善することが可能であるということです。
そして、とにかく大事なのは、決して諦めずに、勇気を持って一歩を踏み出すことなのです。