体臭改善のために。1日10分の行動から、体臭をスッキリ改善する方法。

体臭にまつわるエピソード(その8)

(※とある女性の手記です)

 

自分は「ニオイ」というものに非常に敏感だ。良い意味の「匂い」だろうが、悪い意味の「臭い」だろうが、とにかく敏感である。

 

それ故、男性にしても、「ニオイ」の相性が合わないと、まずお付き合いをしようとする対象にならない。他の人がクサいと思おうがどう思おうが、自分にとっての落ち着く「ニオイ」、相性の良い「ニオイ」というものがあるのだ。これまで付き合ってきた男性も、みなそういう「ニオイ」の持ち主だった。

 

それ故、浮気などされた日には、相手の「ニオイ」が違うことが一発で分かってしまう。ちょっと近くに寄っただけで、すべてお見通しという訳だ。

 

言葉でどう説明したらいいのかは分からないが、単に近くで話をしたりしただけで移ってしまう「ニオイ」と、深い関係になったが故に移ってしまう「ニオイ」は、やっぱり違うのだ。その違いが、私には分かってしまうのだ。

 

中には、日替わりで違う「ニオイ」を感じさせてくれる猛者もいた。つまり、日替わりで違う女性と・・・という訳である。面白いのでしばらくは気付かぬフリをしていたが、最終的にはもちろん別れた。

 

しかし、「ニオイ」というのは罪なもので、仮にも一度は好きになった男のものであるからして、そう簡単には忘れられないことがある。そんな時、街中でそれっぽい「ニオイ」を感じるたびに、この胸は浅からず切なくなるのだった。

 

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