体臭改善のために。1日10分の行動から、体臭をスッキリ改善する方法。

体臭のひとつ、頭からの臭い。

これは、頭を洗った後、生乾きのまま外に出てしまったりして、周りの臭いが髪の毛に纏わりついてしまった場合（→「朝シャンの後は・・・。」のページを参照）などを除き、ほとんどが「頭皮」からの臭いなのです。

その主な原因は、ノネナールという成分。加齢臭の主成分と言われている、あれです。ノネナールは、脂肪酸の一種であるヘキサデセン酸が分解されることで発生します。つまり、頭皮においては、皮脂腺から出る皮脂が分解されるために発生し、それが臭うのです。

皮脂の分泌を抑えるためには、頭皮を清潔にしておくことが一番なのですが、注意したいのは、清潔のためといってシャンプーをしすぎてしまっても、シャンプーの油分が頭皮に残って雑菌が繁殖し、臭いが発生することが多々あるということです。シャンプーは一日一回、それ以上洗う場合はお湯のみで流す、といった程度が良いようです。

また、ストレスフルといった精神状況、アルコールやたばこの摂取といった嗜好などによっても皮脂の酸化・分解が起こり、臭いが発生します。予防のためには、ストレスの発散、不摂生のない生活、過度なアルコールや喫煙の回避、などを心がけることです。

なお、女性ホルモンは、皮脂の分泌を抑える効能があるそうです。女性が臭くない、髪の毛からいい匂いがする、なんていうイメージは、こういった事実に基づく部分もあるのかもしれません。しかし女性でも、年齢を重ねて女性ホルモンの働きが低下すると、皮脂が増加し、頭皮からの臭いが発生しやすくなります。事実、頭が臭うという悩みは、割と女性にも多く見られる気がします。

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